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四季彩・村まるごと自然公園
岩手県立自然公園のなかに位置する折爪岳。その東南側の裾野にひろがる九戸村は、四季の移り変わりが美しい、自然の情景豊かな村です。かつてこの地方に勢力を誇った九戸氏一門最後の当主、九戸政実公生誕の地です。政実は、戦国時代最後の戦いとなった九戸の乱において敵方の謀略によって悲運の生涯を閉じますが、村民はいまでも郷土の英雄として彼を敬愛し、村内には九戸氏縁の長興寺や九戸神社、首塚などの史跡が残されています。現在の村の自慢は全国有数の出荷額を誇るブロイラー生産。ブロイラーを含む農業産出額も、岩手県内で常にトップクラスに位置しています。また、自然を生かした各種野外スポーツ施設を揃え、夏はBMXやキャンプ、冬はスキー、スノーボードと一年を通して楽しむことができます。
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九戸まつり |
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月遅れのお盆に続いて毎年行われる「熊野神社祭典」。これに3年に一度行われる豊年祭り「神明宮祭典」が加わると、一層華やかな「九戸まつり」が村の夏を彩り、鹿踊り、駒踊りなど当地に伝わるさまざまな伝統芸能が奉納されます。 |
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岩手県立自然公園 折爪岳 |
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折爪岳に登るなら、BMXパークのあるコロポックルランドからスタートするのがお勧め。折爪五滝を数えながら頂上に至ると、天気の良い日は岩手山や八甲田山、太平洋まで一望することができます。ヒメボタルの生息地として知られ、また近年パラグライダーの人気スポットとしても注目されるようになりました。 |
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戸井良沢水芭蕉公園 |
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国道340号から東に約2kmの戸井良沢沿いに、ミズバショウの群生地があります。春の雪解けとともに一斉に開花し、水辺に映る清楚な姿は訪れる人の目を楽しませてくれます。7月中旬になると、ここでもヒメボタルやヘイケボタルが淡い光を放ちながら舞う姿が見られます。 |
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【九戸村へのアクセス 】
東北新幹線二戸駅からバスで村の中心まで30分
または八戸自動車道九戸ICから車で10分
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