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北奥羽の癒しの里 鹿角
北に十和田湖、南に八幡平を擁し、温泉地にも恵まれている鹿角市は、全国有数の観光地として一年を通じ多くの旅行者で賑わいます。数多くの天然の観光資源のほかにも、日本三大囃子のひとつとして名高い花輪ばやし、ユネスコの無形文化遺産に登録された大日堂舞楽といった貴重な民俗文化財が市内各地に点在し、伝説の里と呼ぶにふさわしい歴史文化を誇っています。また、“ストーンサークル”として知られる大湯環状列石の環境整備を行い、歴史学習の場として、またレクリエーションの場として活用を進めています。特産品も豊富で、鹿角りんご、きりたんぽなどの伝統的な名産のほか、かづの牛をはじめとする畜産品や、内陸特有の気候を活かした高品質の桃“北限のもも”が高い評価を得ています。
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花輪ばやし |
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日本三大囃子のひとつとして有名な花輪ばやしは、幸稲荷神社の祭礼ばやしとして平安時代から伝わるといわれる、由緒ある民俗芸能です。花輪地区の各町内を代表する極彩色の屋台(山車)が中心街を練り歩き、笛や太鼓、三味線などにより奏でられる12種の囃子とともに熱狂的な掛け声が響き渡ります。 |
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史跡尾去沢鉱山 |
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尾去沢鉱山は1300年以上の歴史をもつとされ、産出した金が奈良東大寺の大仏鋳造や中尊寺金色堂などにも使われたといわれています。後には銅山として栄え、我が国の発展と近代化に大きく寄与しました。現在は観光坑道としてリニューアルされており、坑道を生かして採掘の様子が再現され、楽しみながら鉱山の歴史と文化に触れることができます。 |
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大日堂舞楽 |
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鹿角市八幡平地域に伝わる古式舞楽で、昭和27年に国の重要無形民俗文化財に指定されております。約1300年の歴史をもつ県内最古の舞楽舞楽は、周辺の4集落の能衆(舞楽を舞う人)によって奉納・継承されてきました。舞は正月2日の未明から各集落で始まり、夜が明けた頃に大日霊貴神社(大日堂)に集まり、神子舞(みこまい)、神名手舞(かなてまい)などが披露された後、堂内で権現舞、駒舞、鳥遍舞(うへんまい)、鳥舞、五大尊舞などの本舞が古式ゆかしく奉納されます。本舞楽は平成21年にはユネスコ無形文化遺産に登録されております。 |
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八幡平 |
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八幡平は今なお活発に火山活動を続けている地域であり、後生掛温泉や玉川温泉などの良質な温泉地には多くの湯治客や観光客が訪れます。また、大規模な湿地帯を有し、さまざまな高山植物を目にすることができます。登山道、木歩道が整備されており、自然のままの湿原を手軽に散策することができます。 |
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森林セラピー基地 |
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本市は森林の持つ癒し効果が科学的に実証されたことから、森林セラピー基地【森と水の癒しの里かづの】として認定されています。
森林セラピー基地の拠点は2カ所あり、セラピーに関する紹介や市内5カ所にあるセラピーロードの案内、情報発信などのインフォメーション機能に加え、各種測定機器を揃えており、セルフでの健康チェックが可能です。
拠点施設の一つ【中滝うるさと学舎】は、廃校になった小学校を整備した施設で、森林セラピー基地としての機能をはじめ交流居住の拠点となっております。自然を活かした各種体験プログラムや鹿角特産の食材をふんだんに味わうこともできます。 |
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●きりたんぽ
秋田を代表する料理として人気を集めているきりたんぽは、鹿角が発祥の地であるとされています。現在も地域の家庭料理として親しまれているほか、鹿角市では毎年秋に「きりたんぽ発祥まつり」が開催され参加者が自慢のきりたんぽを披露するなど、郷土を代表する味として定着しています。 |
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【鹿角市へのアクセス 】
大館能代空港より車で約40分
東北新幹線JR盛岡駅より車で約90分(国道282号線)
盛岡IC → 鹿角八幡平ICまで約1時間
青森IC → 十和田ICまで約1時間
盛岡駅 → 鹿角花輪駅(JR花輪線)約1時間50分
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